パリから特急に乗ってブルターニュの州都・レンヌに向いました。
車窓の向こうにはゴッホの田園風景。
レンヌに到着すると、友人バレリアンヌが出迎えてくれ、日本以来、4年ぶりの再会を喜び合いました。
マレトワ
さらに車で一時間半。向かったのは中世の匂いのする小さな町、マレトワ。
小川のほとりでのんびり時間が流れている。
日本の街には様々な音楽や映像、広告の看板に溢れているけど、ブルターニュの町はとても静か。人々が静寂を大切にしているのが伝わってきます。
今回の旅は、こうしたブルターニュの小さな古い村々をゆっくり巡って作品を創っていきます。
おれたちはさっそくメディアの取材を受け、新聞に載せて頂きました。
そして滞在中はどこの食堂で食べてもタダ。とにかく毎日創作活動して過ごす。。。
いいのだろうか‥幸せ過ぎる‥
フランスには、アーティストに対して優遇したり尊敬する文化があると聞いていたけど、それを肌で感じています。
水沼さん
今回の旅のパートナーは、同じく日本から招待された画家、水沼徹さん。
高校の美術の先生らしいけど、とても先生には見えない愉快でナイスな人です。
着物姿でスケッチブックを持ち歩く水沼さんは、「旅の全ての瞬間を絵にしたい!」 とばかりに町を歩き回り、描き続けます。
その情熱は半端なく、とても尊敬しています。
一方、おれは一枚の絵を描くのに膨大な時間が掛かるので、一つの場所に腰を据える事が多い。
お互い対象的なスタイルなので、いい刺激になっています。
教員生活とかけ離れたあまりに自由過ぎる今回の旅に、水沼さんは最初 「これはいかん」を連発していたけど、三日目には朝からビールを飲むようになり、どんどん自由気ままになっています。
蜜蝋クレヨン
久しぶりに絵を描くので、一枚描くのにすごく時間が掛かっています。
画材は蜜蝋クレヨン。
「なるべく不器用にしか描けない画材がいい」と思ったのがキッカケで選んだけど、ホントに一筋縄では行かない画材です。つか、おれが上手く扱えていないだけだけど‥(--;)
自分の感じた空気感や手触り感が出るまで、クレヨンを塗ったり削ったりを繰り返して、奮闘の毎日です。
マレトワでは日中暑かったので、夜の町を描きました。
五日間の滞在の後、おれたちは次の町『モンコントゥール』に向いました。
後で聞いた話では、マレトワの人たちはおれたちの事を気に入ってくれてたそうです。良かった。。。これからも日仏親善大使として頑張ります! なんつって(^^)
Traveling in Brittany has been started since 23th July.
The 1st town Maletroit. An old, small and cozy town. Feel like I'm in the middle age.
In japan, we have lot of noise in town. There are always some musics and lot of signboards and advertisements.
But here in Brittany, the atmosphere is more calm and silence. The people appreciate to be quiet.
We stay here for 5 days and paint of the town. We can eat for free at all the restaurants in the town!
In France, people respect for arts and artists. I'm very happy about it.
I paint by bee wax crayon. It takes a lot of time to make one paintings. So the life here is busy. But I enjoy it.
I play Portuguese guitar at night town, Maletroit!