六週間のブルターニュでの絵画制作の日々が終わりました。
一日も休む事なく描き続けた怒濤の日々。
おれは16枚のクレヨン画を制作し、相棒の水沼さんは7冊のトラベルブックに600点もの水彩画を描き上げました。
今までは「人」の絵を描いてたけど、今回は町や風景がテーマ。新しい挑戦でした。
初めの頃は思うように描けなくて、水沼さんに
「大丈夫、あと六週間もあるから」と慰めてもらってたけど、それが段々
「大丈夫、あと三週間もあるから」になり、とうとう
「大丈夫、あと三日も。。。三日しかないじゃん!」となり、最後まで奮闘しながら描き続けました。
各町の対応は様々で、宿に泊まる事もあれば、一軒家を丸々借り切って好きに暮らす事もあり、どの町の人も忘れ難いほど心温い人たちでした。
3番目の町、ジュゴンでは湖畔の庭付きの古い一軒家に滞在。
3番目の町、ジュゴン。 Jugon-les-Lacs
町を流れる小さな川の橋の上で絵を描いてたら、なんとカワウソが現れました!
4番目の町、バズージュでは、野うさぎが走っていました。Bazouges-la-Pérouse
6番目の町、ビシェレル。Bécherel
今回描いた絵は、来年ブルターニュで画集になり、展覧会も巡回していくそうです。
フランスは教育改革のとき、無駄な授業を削らなければならなかったそうですが、芸術の授業だけは残したそうです。みなさん芸術を大事にしているんですね。
改めて、今回のような素晴らしい機会を与えてくれたフランス・ブルターニュ、ありがとうございました!
ドーレン
プロジェクトが終わり、フランス出発までの数日間、旅の最中に出会ったアーティスト、ドーレンの家に滞在させてもらっています。
さばさばした彼女とは、出会ったときから昔からの友達のように仲良くなりました。
彼女もかつて旅をしていたらしいけど、子供ができて以来旅に出れず、多忙な生活の中で、アートを制作する中に喜びを見いだし、今ではワークショップを開くほど活躍しています。
ユーモアたっぷりのドーレンと息子エリオと三人で海にでかけたりして、ブルターニュ最後の日々を静かに過ごしています。
ビーチで遊ぶドーレンとエリオ
Lsat Days in Brittany
The painting project has been finished. I painted 16 paintings.
6th town, Bécherel. the old book shop town.
Everywhere we've been, people were so kind. I thank a lot for all the hospitality of all the locals.
One beautiful French artist, Dorlene let me stay at her place, after the project.
I'm spending time with her and her son with calm and peaceful viveration last days in Brittany.