ブルターニュでは、中世の匂いが残っている小さな村々を約6日ずつ滞在しながら絵を描いて過ごしています。
村で友達ができて、家に呼ばれジャムセッションして過ごす事もありました。
人との出会いがあるとその町に色がついていくように感じます。
アフガニスタンの家族
4番目の町Conbourgでは、食堂で隣のテーブルにアフガニスタンの家族が夕食を食べにきたので、色々話しをしました。
「25年前、わしはアフガニスタンからフランスに移ってきたんじゃ」 とお父さん。
「ソ連の侵攻のせい?」
「そうじゃ」
お父さんは80年代のソ連軍によるアフガニスタン侵攻のため、やむなくフランスに亡命したそうです。
「お前はここに一生住めるか?」
お父さんがおれに質問してきました。
—そりゃ、今回の旅では本当にブルターニュの魅力に惹かれているし、憧れてもいるけど‥
「一生住むのは別の話しさ」
と答えました。
お父さんが何を言いたいのか分かったので、
「おれには帰れる場所があって本当にラッキーだ」
と伝えました。
今までも、旅の最中に祖国を追われた人たちと出会っていたので、おれは「祖国がある」という事に、ありがたさを感じていたのです。
「そうじゃろう」
と、お父さんはしみじみうなずいていました。
ってな訳で、今日は終戦記念日。今おれたちに帰れる祖国があるのは、この国を守るために命をかけて戦って下さった先輩たちのおかげだと思うので、英霊たちに感謝の黙祷をブルターニュから捧げます。
※フランスの有名な国際空港はシャルル・ドゴール空港。ドゴールは言わずと知れた有名なフランスの軍人。国を守るために戦った軍人に敬意を表するのは、世界では常識。日本では国のリーダーが先人たちを祀る靖国神社に行く事さえできない。異常な国に見えます。
Traveling in Brittany is going on with fine vibration.
I've got friends. Once, my friend invite us to some artist's house. And jam session!
Town is beautiful and important. But people is more important. They put the color to places where I travel.
One day, I met an Afghan family at the restaurant.
The daddy had moved to France from Afghanistan. Because of Soviet union attack in 80's.
"Can you live here all your life?"
Suddenly, he asked to me.
"I like Brittany a lot. But to live forever is another story"
I answered.
I realized how much I'm lucky guy to have the place to go back.
Today is the day the 2nd world war ended.
So I pray silently to the people who fought to defend our country.