8月の終わりに身内の事情により緊急帰国しました。それ以来日本にいます。
バタバタしててブログを更新できなかったので、随分昔になっちゃったけどクロアチアでの最後の日々の事を書きます。
テラスで楽しい夕食。
夕食はいつも隣人のジュンコがメチャ美味い料理を作ってくれた。
Hvar島の夏
去年の12月 初めてこの島に訪れた時、まさか夏までここに滞在するなんて思いもしなかった。
編集のため一冬だけ滞在する場所だと思っていたけど、気づいたら8ヶ月の歳月が流れていた‥‥
7月。荒涼としていた農地はすっかり緑に覆われ、ブドウがたわわに実をつけている。
イチジクや様々な種類のベリーも島中に生っている。
ラベンダーやミントやセイジなど、色んな種類のハーブもそこらじゅうに生えている。
ちょっと散歩するだけで、この島の色んな自然の恵みを腹一杯に受け取れることができます。
5月以降移り住んだ村は、それまで住んでいたスタリグラッドでさえ「町」に見えてくるほどの秘境。
この村に住む友人、アニーは おれのことを無償で受け入れてくれたので、おれは編集の合間に畑仕事やバルコニーの補修工事など、おれのできる事で なるべく彼女の好意にお返しをするようにしていました。
向かいの家には日本人のジュンコとタク。そしてクロアチア人のトンチが住んでいます。
三人ともそれぞれの角度で素敵な連中で、彼らと「二軒で一家族」のような暮らしでした。
それはアニーも彼らも開放的な心を持っているからこその暮らし。
隣人ジュンコの猫
“スラトキツァ”。
毎日おれの部屋に遊びにきてくれました。
孤独な編集作業に嬉しい仲間。
スタリグラッドの家では隣人の娘、パトリシアが仲間だった。
学校帰りに必ず「モクー!」と叫びながら家に寄ってくれたので、その時は作業を中止して一緒に遊んでました。まるで娘ができた気分。
「海、行かない?」
この村では、毎朝早くに隣人のジュンコがバルコニーで寝ているおれを起こしにくる事から始まりました。
「お‥おう、もちろん行くぜ」
寝ぼけながら彼らと車で穴場の海辺に行って、みんなで素っ裸で泳ぐ。
まぶしい水色のアドリア海で目覚めの飛び込み!
さっと20分くらい泳いだらおれたちは村に引き返す。
一日を気持ちよく過ごすための朝のアドリア海での浄化‥ なんて贅沢なんだ。
その後おれは編集作業を始める。
窓の外にはのどかな村の風景。
トレイラー
「まず宣伝用にトレイラー(予告編)を作るってぇのはどうだ?」
とボスニアから戻って来たベキムが提案してきたので、夏が始まる頃からおれはトレイラーの制作にかかりました。
今回の作品はまだ発表するあても決まってないので(出会う前にベキムは「ノルウェーの放送局で放送できる!」って言ってたのに・・)、予告編を色んな人に見てもらってチャンスを見つけようってな訳です。
トレイラーは7月の後半に完成してたのですが、いろいろ問題があって今まで発表できませんでした。
ここに長々と書いてきた2006年夏のバルカン半島の冒険の映像のカケラです。どうぞご覧ください!
"From Tokyo to the morava River" Trailer of the Balkans Travel from Moku Teraoka on Vimeo.
Island Havr
When I came here the first time, I never imagined that I was going stay here such a long time..
I thought just for over the winter. But editing was not easy and this is land have been attracting me day by day more stronger.
Then 8 months passed....
July. farming field turn to full of green. The grapes hanging among the green.
Not only grapes, figs, berries and so on. You can receive bunch of gifts from this island while you take walk.
Since last May, I had moved to the village. My friend Annie let me stay for free.
I wanted to do something to her. So I helped gardening and fixed her balcony.
Our neighbors were two Japanese, Junko and Taku. And 1 dalmatian guy Tonch.
They are nice people, Each of them have different way of niceness.
We were almost one family.
Because Annie and they are open minded people.
" Shall we go to the sea?"
Every morning, Junko came to the balcony to wake me up.
Then We drove to the sea and swam. Every boy were naked.
Jumped into the bright blue Adriatic.
Fine purification! Paradise..
Then I started editing.
Peaceful landscape of the village from my window....
Trailer
" You should make the trailer of our film for promotion"
Bekim said.
So since beginning of summer I started to make the trailer.
I made it at the end of July.
Take a look! piece of our travel.
"From Tokyo to the morava River" Trailer of the Balkans Travel from Moku Teraoka on Vimeo.