BabazulaのダラブッカプレーヤーのCoşar(ジョシャ)の招待でロマ(ジプシー)の結婚式に招待されました。
後で聞いた話だと、これは“婚約式”だったみたいで、本当の結婚式はもっとスゴイそうです!
滅多に見る事のできないロマの世界を覗かせてもらって、貴重な経験でした。。。。
Coşar, member of Baba Zula invited me to Roma(gypsy)'s wedding. Music! Dance! So powerful!
BabazulaのダラブッカプレーヤーのCoşar(ジョシャ)の招待でロマ(ジプシー)の結婚式に招待されました。
後で聞いた話だと、これは“婚約式”だったみたいで、本当の結婚式はもっとスゴイそうです!
滅多に見る事のできないロマの世界を覗かせてもらって、貴重な経験でした。。。。
Coşar, member of Baba Zula invited me to Roma(gypsy)'s wedding. Music! Dance! So powerful!
Sep 20, 2012 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink
9月4日、フランスからイスタンブールへ6年ぶりにやってきました。
ベリーダンサー・Nourahの依頼で、数本の映像作品を撮影するためです。
6年前にもノーラと旅先の北欧で合流し、ドキュメンタリーを作った事があるので、彼女とは旅先で仕事をする縁があるようです。
6年前に作ったNourahとトルコのバンBaba Zulaのツアードキュメンタリー。A documentary film of Baba Zula with Nourah.
Baba Zulaとの再会
到着して早速、6年前に撮影したトルコのバンド、Baba Zulaのスタジオへ向かいました。
スタジオに着くと、メンバーたちは再会を心から喜んでくれました。
みんなとても穏やかで、紳士で、ユーモアがあって、愛らしい人たちです。
Nourah
ノーラは毎年数回イスタンブールを訪れて活動していて、今では流暢なトルコ語を喋り、ベリーダンスだけでなく、トルコの歴史や文化、現在の政治状況などについても知り尽くしています。打ち合わせをした時にその造詣の深さに驚嘆しました。
ベリーダンスをアートとして捉えている彼女は、今やトルコのダンサーにも影響を与えるそうなので、ホントにすごいなぁと感心します。
ワークショップ・ツアー
最初の仕事は、Nourahのお弟子さんたち20名が参加してるワークショップツアーに密着して映像で記録する事。
ツアーの最後には、イスタンブールの下町のワインバーと路上をステージにして、パフォーマンスが行われました。
現在のトルコのイスラム社会ではベリーダンサーは下に見られるそうですが、このイベントに「イスタンブールに新しい風が吹いた」 と、バーの店主もお客さんも喜んでいたので、ノーラの挑戦は成功したと思います。
これまで、フランスではおっさんの二人旅だったので、環境の激変にどうなるかと思ったけど、何とか無事に撮影する事ができました。
Nourahとの撮影の日々
お弟子さんたちが帰国すると、今度はノーラのダンスの作品と、ドキュメンタリーの撮影が始まりました。
“大地”を感じる映像を撮影するため急遽カッパドキアへ一泊二日で出かけたり、少ない時間の中で強行軍の撮影が続きました。
日本人を見るとお金をむしり取ろうとするトルコ人の商売人たち(国際関係の縮図のようですね!)と果敢に渡り合うノーラは、プロデューサー兼ダンサーという、常人にはできないような事をやってのけました。
もの作りに対する彼女の真剣な熱意とパワーに、とても刺激を受けました。
何故ノーラがトルコのダンサーにも影響を与えるようになったのか、その理由が分かったような気がします。
かなり体力を消耗したけど、充実した疲労感でした。
この後は、クロアチア・アドリア海のHvar島に移り、編集作業が始まります。
Istanbul
After six years, I came back again to Istanbul. A Jaoanese berry dancer Nourah invited me to film few projects in Turkey.
Six years ago, she invited me to join for filming when I was traveling in Norway. So we have some fate to make film during traveling.
Baba Zula
We visited a Turkish band Baba Zula's studio. We haven't seen each other for six years. So it was veru happy moment to see them again. They are very gently and cute people.
I was very happy to have jam session and photosession with Murat, a leader of the band.
Nourah
Nourah has visited few times a year for last many years and dances a lot.
So Baba Zula and nourah has become like a family.
First, I filmed the workshop tour of Nourah students. Nourah organized some show at Besiktas. They danced on the street and the bar. Today, berry dancer in Tukey have not good position. So Nourah's charenge was great. That's how, she influence even Turkish berry dancers.
After that, me and Nourah filmed about her dance and some documentary film.
She always positive for creation. It influenced me a lot.
Now I'm going to edit at Hvar, the island in the Adriatic.
Sep 17, 2012 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink
Tags: babazula, Istanbul, music, nourah, travel
もうノルウェーは夕方4時には暗いです!
そして朝9時ごろはまだ薄暗い。
天気のいい日はむさぼるようにオスロの街を歩きまわります。
旅に出て最初にここに訪れた時は6月上旬でほとんど日が沈まなかったのに、今はその面影もない・・
北国ノルウェーでは時の移り変わりをダイナミックに感じます。
一日のほとんどが夜の日々、アパートではおれたちはそれぞれの作業をして過ごしています。
ペーターはパソコンに向かって音楽を作っています。
ベキムも朝はパソコンに向かって新しい小説を書き始めています。
そしておれもパソコンに向かって、9月に撮影したBABAZULAとNourahのデンマークツアーの映像を編集していました。
まるで小さなアートファクトリーみたいになっています。
時には三人で夜クラブに出かけたり、映画を見に出かけます。
冬の夜の人気のないオスロの街を歩くのは気持ちいい!
25日からベキムとおれはクロアチアに移り、延び延びになっているバルカン半島の旅の編集をいよいよ始める予定です。
ってな訳でデンマークツアーの映像ができたので、アップしてみます。
とりあえず今回の旅の中での一作目です。
Already dark at 4 o'clock evening here in Norway!
And 9 o'clock morning, still bit dark.
I've tryed to go out during the day but it's getting difficult.
When I arrived here first, it was bigining of June. That time was opposite, Night was only few hours.
So here Norway,I feel more dinamic how time is passing .
We do our each work in our apartment.
Petter sit down in front of PC, and making music.
Bekim sit down in front of PC as well, and writing his new novel.
I sit down in front of Mac, and editing film of Denmark.
It seemed like little art factory.
Sometimes we hang out to club or to watch road show.
Walking in Oslo town during the night in winter, I like it!
Anyway, I made documentary about Denmark tour Babazula with Nourah.
It is my first work in this travel.
Take a look!
Nov 17, 2006 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink | Comments (6)
Tags: music, Travel
10月9日、ブユカダ
ブユカダ島最後の日。船は昼の出発だったので午前中はアパートのバルコニーで時間を過ごしていました。
ギョームはテーブルで黙々とドローイング。
おれはギョームの方を見ていたり、マルマラ海を見つめていたり、車のない静かな町並みを見下ろしたりしていました。
明日にはギョームもここを引き上げパリへ戻ってゆく。
もうすぐここは空き家になって、おれたちが過ごしていた生活の匂いもすぐに跡形もなく消えていくだろう。
んな事ぁどこのホテルでも毎日起こってる事。 もっと言えば恐竜やマンモスたちもかつてこの星を闊歩してたけど今じゃそんな匂いはほとんど残ってねぇもんな。
なんて事をつらつら考えながら気持ちのいい日だまりの中でぼーっとしていた。
「パリにはいつ来るんだい?いつでもうちにおいで。一ヶ月でも二ヶ月でも君ならノープロブレムだ」
ギョームは最後にそう言ってくれました。
「ウール、おれは行くぜ。またな!」
とウールのところをあっさり去る訳にはいきませんでした。
別れを惜しんでくれましたが最後に
「今度来る時までには二階の“五つ星ホテル”、完璧にしとくからまたここに来いよ!」
と言ってくれ、さらに近所のじいさんは
「わしはイスタンブールの郊外に家を持っとるんじゃ。大きな果樹園もある。来年はガールフレンドを連れてそこへ滞在しなさい」
と言ってくれる。 何てこった、ただで泊まれる場所がたくさんできちゃったじゃないか!
最後は船の時間まで道ばたのチャイ屋で時間をつぶしました。
ブユカダの茶屋でチャイを一服
魚やの前ではネコどもがおこぼれを待っている
カモメたちもネコと一緒におこぼれを待っている
子供たちが通りを駆け抜けてゆく
チャイをもう一杯
何はなくともブユカダの生活の匂いがいいぜ
てな。
Last dances with Babazula
イスタンブール最後の夜はタクシムでBabazulaのライブ。
おれはライブが始まる前からステージの横でダルブッカ奏者のジョシャとライブ・ペインティングのジュランと踊っていました。
ジョシャはあんなにゴージャスなパーカッションを演奏するのに踊ると不器用そうなので可笑しい。
ジュランもすごくキュートなのに、一緒に踊っていると何故かいつもおれは可笑しくなって笑いが止まらなくなる。
とうとうムラットまで踊りはじめた。それがまた変! 壊れたロボットのように踊るムラット。
結局そのまま壊れたロボットのような動きをしながらムラットはステージに上がって行きました。
和やかな空気が流れていたので 「いいライブになるだろうな」 と思っていたけどやっぱりそうなった。
この日、初めておれはカメラから離れて純粋にBabazulaのライブを楽しむ事ができました。
ライブ後もまたみんなでダンス! レベントもフェフメもギュルシャンも。最後の夜をみんなで楽しく過ごせて嬉しかった。
三週間、一度もイスタンブールから出なかったし全く観光もしなかったので「おれってすげぇ怠け者だなぁ」 と思ってたけど、書いてみたら結構長くなっちまいました。
Octobar 9 / Buyuk Ada
The last day in Buyuk Ada island. During morning, i spend time on the balcony.
Guillaume was drowing on the table in the balcony.
Silent. I was just watching Marmara sea and the town.
Guillaume was also going back to Paris next day.
"Our apartment will be empty soon. Then the smell of us will disappear soon.
Yeah it happens everyday in every hotels. Let's say all dinosaurs and lives which used to exist on the earth, the smells of their life was already disappeaed.."
I was just thinking about those kind of things in sunny balcony.
"When do you come to Paris?" Guillaume asked.
"You are welcome anytime. You can stay my place. 1 month, 2 month, you have no ploblem to stay"
I left his apartment.
"Hey Ugrl. I'm leaving. See you!"
I couldn't his place like this. It took long time to say good-bye.
"Next year, I will make better my "5 stars hotel". So come back next year!"
One local old guy said " I have a big house out of Istanbul. Next year, you can stay there with your girl friend"
Wow! now i got lot of place to stay!
Finaly i took a cup of tea and was watching the street.
Taking tea in Buyk Ada.
The cats are waiting some foods in flont of the fish shop.
The sea-gulls are waiting as well.
The kids are running on the street.
Take one more tea.
Nothing special, but i like this time.
Last dances with Babazula
At the last night in Istanbul,Babazula had live in Taksim.
Since beforenthe show, i was dancing with Cosar and Ceren.
Cosar plays Durbuka so great! but he dances like a child. It made me funny.
Ceren, she is a cute dancer. But i don't know why when she dance,it made me funny as well. i couldn't stop laughing.
Murat also danced like a broken robot.
Then concert was starting. It was first time to see their concert without camera.
So i just enjoied their music.
After the concer we danced again. Levent, Gursen, Fehme, everybody!
I was happy to spend good time with them on my last night.
In 3 weeks, i never went out from Istanbul and sight seeing.
So i felt myself "How lazy guy i am". But many things were happend to me in Istanbul.
Istanbul, see you someday!
Oct 19, 2006 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink | Comments (0)
ジミとカルロス
イスタンブールの街なかに滞在していた時はいつも同じゲストハウスを使っていました。
ここで働いてる兄さんの印象が良かったからです。
彼はジミヘンのTシャツを来て宿の前に立っていました。
「ヘイ ジミ!ここは一泊いくらなんだい?」 と彼に尋ねた。
彼は例の一言を言わなかったので、おれはここに決めました。
「ハロー マイ フレンド!」
そう言って寄ってくる連中は決して“マイフレンド”なんかじゃない。腹の中は真っ黒の商売人なんだ。
それはここもインドと同じだった。
けどジミ —本名アショールー はすごく控えめな奴だし宿代も15リラ(1000円ちょい)と安い。
ここにはギターがあって、ジミはよく練習をしていた。 おれはジミにジミヘンの曲を教えるようになったので彼もおれの事をジミと呼び始めました。
隣のゲストハウスにもギターを弾く兄さんがいてサンタナが好きなので、おれは彼を“カルロス”と呼んでいました。
実はこの二人はいとこ同士で、9ヶ月前に一緒にアルジェリアから渡ってきたという。
「おれたちはもう戻れないんだ」
とある日、ゲストハウスの前のテーブルに二人で座っていた時にジミは話し始めました。
政治的な理由で二人は祖国を追われてここに来たというのだ。詳しい理由はおれは知らない。
「話すと長くなるよ」 とジミが言うので
「じゃ、次の機会にしよう」 って言ったきりになってしまったのだ。 ばかばかばか!
—とにかくこいつぁベキムとそっくりの状況じゃないか
「ノルウェーに来た当時には言葉も分からないし誰もおれの過去の事を知らない。
まるでおれはそれまでの自分を失ったような気がしたんだ」
今製作中のドキュメンタリーの主人公、ノルウェー在住のボスニア人・ベキムの言葉を思い出した。
同じ事を感じてるか? と尋ねたら
「当たり前さ」
とジミは静かに答えました。
ジミとカルロスは今難民のライセンスの取得を待っているという。
ブユカダ島からここを訪れる時、二人はいつも「ジミ!」と言っておれを迎えてくれ、部屋に荷物を置く前にゲストハウスの前のソファに座って彼らとセッションするのがいつものパターンでした。
ある日三人でゲストハウスの前でまったりとしていて、おれはギターを弾いていました。
演奏をやめるとカルロスは 「音楽を止めないでくれ」 と切実な感じでおれに言った。
まるで音楽がないとやりきれない何かがあるかようでした。
ま、きっと音楽がすごく好きなだけかも知れないけどね。
いつかここに戻ってきたら彼らの暮らしの撮影をしたい。それを持ってアルジェリアの彼らの家族を訪れたい。
旅もまたジャムセッションなのだ。
バビロン・パレス
オヌールとユスフという二人の若者とはギュルシャンのワインバー“Misket”で出会った。
イスタンブールの繁華街、タクシム通りのすぐ裏手にある薄汚いビルディング。
通称 “バビロン・パレス”が彼らの棲みか。
一階がBarなら、彼らが住んでいる最上階も元Bar。
彼らはよくおれを誘ってくれたので、おれはこのバビロン・パレスに泊まった事もあった。
バルコニーにはソファとテーブル。ここは歓楽街の夜の喧噪を静かに見下ろせる場所。
二人はラマダンが終わったら中東のドキュメンタリーを撮影する旅を予定しているという。
でも予定はあるけど肝心なお金が彼らにはない。
「すまない。ちょっとここのビール代払っといてもらっていいかい?」
とオヌールが申し訳なさそうに頼んできた事が何度かあった。
「いつもこんな訳じゃないんだ。今は仕方がないんだ」
トルコの厳しい状況は誰かから聞いてた。
とにかく彼らの素朴な人柄をおれは日に日に好きになっていった。
イスタンブール最後の夜、タクシムでBabazulaのライブがあったので
その前に“バビロン・パレス”に最後の挨拶によった。
みんな疲れていたけど食事を作ってくれ、おれの最後の時間をすごく大切にしてくれた。
そういう心優しいところがすげぇいい。
「いつか一緒に作品を作ろう」 という約束はいつか果たしたいぜ。
Jimi & Carlos
When i was in Istanbul city, i always used same guest house.
Because first impression of a staff of this guest house was good.
He had Jimi Hendrix T-shut on.
"Hey Jimi,how much is your accommodation?"
He didn't say one popular expression. That't why i decided to stay there.
" HELLO MY FRIEND! "
According to my experiece, when somebody come to you with this sentence, he is never your friend. He will try to cheat you soon or later.
But Jimi is very peaceful guy and here cost is just 7 euro.
And they have guitar. this attructed me as well.
There are another staff. He likes Carlos Santana so much. So i called him "Carlos".
In fact, they are cousins. 9 month ago they arrived Turkey from Algeria.
"We can not go back to Algeria anymore" Jimi said.
They escaped from their country by some political reason.
But i don't know about the details.
"It will be long story" Jimi said.
"OK, tell me next time" i answered. Then we never had time to talk about it again... Stupid!
Anyway it's very similar situation with Bekim!
He escaped to Norway 13 years ago as a refugee.
"At the bigining,i couldn't speak language, nobody knows my past. So I felt like I lost my identity "
I was remenbering what he said.
"Do you feel same thing?" i asked to Jimi.
"Sure. Why not" Jimi answered.
Jimi and Carlos, now they are trying to get refugee ricense.
One day, i want to shoot their life and go to Algeria to show this film to their family.
Travel is also jam session.
"Babylon palace"
I met two young guys Onur and Yusf at Misket,Gursen's wine bar.
One old building, standing on the back street of Taksim where is big fashion town in Istanbul.
It's called "Babylon palace".
They stay upstair in this building.
They are also going to make some documentry film.
We became good friend. One night i stay Babylon palace. From the balcony, you see night on the town.
The last night in Istanbul, i went there. They try to have good time for me.
One day, I wish we can rialize our drem which is make some documentry film together.
Oct 19, 2006 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink | Comments (0)
Babazulaとの再会
国内外を忙しく回っていたBabazulaがイスタンブールに戻ってきたので、ライブがある時や食事に誘ってもらった時などは、ブユカダ島から最低限の着替えだけ持ってイスタンブールの街なかに滞在していました。
「ほらね、やっぱりあなたはすぐにここへ来たでしょ?」
最初にメンバーと再会した時にライブペインターのジュランはおれにそう言いました。
そう言えばデンマークで別れる時に彼女は「あなたはすぐにイスタンブールに来るわ」って予言してたのだ。
9月30日 crimson bar
この日はアジア側の街の小さいクラブでのライブ。メンバーのレベントとジョシャと3人で船で海を渡って会場に向かいました。
6月の上旬に日本を出発して以来、約4ヶ月ぶりにアジアの地を踏みました。でも東の果ての日本と西の終わりのイスタンブールとでは何て違うんだろう。その間に横たわる国々をいつか旅したいと思いました。
「大きいホールと小さいクラブとではライブは全く別もの。おれたちは小さいクラブでのライブの方が好きなんだ」
デンマークでインタビューした時にリーダーのムラットはそう言っていましたが、この日のライブを見てその意味がはじめて解りました。
「これが同じ曲!?」っていうくらい縦横無尽にインプロしまくっていた!
デンマークで見ていたのは氷山の一角だったんだ。あれはあくまで“基本形”で、
—これがBabazulaのライブなんだ!と目が覚める思いでした。
ある瞬間には「何をやっても音楽になってしまう!」っていう境地を感じ、音楽はただ裸になるための道具に見えてきた。
さらにすごいなと思うのはそういう自分たちを上の方から見つめているもう一つの目があるという事。
その他にノーラに多大な影響を与えたというベリーダンサーのデニス。そして衣装デザイナー(が本業なのかな?)のフェフメも登場して歌を歌いました。
まさかフェフメが歌うとは知らなかった! しかも最高!
フェフメとはその前に会っていて、彼の服屋にも顔を出していた。最初からヘンテコなメロディーをよく鼻歌まじりに歌っていたから
「この人は歌が好きなんだな」とは思っていた。
彼がBabazulaファミリーの一員とは全く知らなかったけど、「何でもあり」な感じのフェフメとフェフメの歌はBabazulaの音楽とばっちりハマっていました。
Misket
Babazulaのメンバー・レベントのおくさんギュルシャン。彼女のワインバー“Misket”にはよく行きました。
一度、Babazulaのメンバーや友人たちが集まってみんなで飲んで楽しい時間を過ごした事がありました。
Babazulaが音楽を担当している「Dondrman Gaymac」という映画を撮り終えたユクセル監督はいつもおもしろ可笑しくしゃべり、本人自身が役者のような人でした。メンバーたちも楽しそうに話していて、みんなの顔を見ていて飽きませんでした。
レベントが気を使ってくれてたまに話しの内容を訳してくれて助かったけど、分からなくてもそれはそれで良かった。
知らない国の言葉に囲まれて一人だけ理解できないなんて旅をしようと思ってた時から分かりきってた事だし、もし全てを理解したかったら日本に残るべきだと思ってる(その国の言葉を覚えるのが一番いいね)からです。
その他の日もMisketでギュルシャンや店のお客さんに昔タイでかじったマッサージをしてあげたり、遅くまでワインを飲み明かしそのままMisketのカウチで一泊させてもらった事もありました。
最初にここに来たときある日本のおじさんが「旅で浮かれてギュルシャンに迷惑をかけてはいかん」と言い始め、そそくさと切り上げた事があるのですが、まさか一泊したなんてそのおじさんに知れたら呆れられるんだろうな〜。
Babazula came back to istanbul. They've been on the road for concert.
So when they had live in Istanbul or invited me for dinner, i used to stay in the town.
"That's why i told you" Ceren -a live painter- said to me.
When we were in Denmark, she pridected. "You will come to Istanbul soon"
September 30/at Crimson bar
Crimson bar is located on Asian side of Istanbul.
We arrived there for Babazula's live. So i came back to Asia 4 month later since i left Japan in last June.
"Big halls and small clubs, it's totally different meaning for our concert. We prefer small club"
Murat said,when i had interview to him in Denmark.
This night, i could understand what was he meant.
"Is this same song!?"
They improvised as they want! "This is Babazula's concert!" I realized.
Sometimes, It seemed like their music became just a tool to be naked..
something like this.
Belly dancer Denis was also very nice. Another type with Nourah.
Fehme also sang! And exllent!
I met him before and visited his cloth shop. But i never imagined he was going sing with Babazula.
His free style was very suitable with Babazula's music. He is free man. He has been attructing me as well.
MISKET
Levent's wife Gursen, her wine bar "MISKET". I visited there often.
One night we had good time with Babazula and their friend.
Film directer Yuksel who just finished his movei "Dondrman Gaymac", he speaks very funny way like an actor. Everybody seemed very happy.
Sometimes Levent translated for me what they were talking. It was very helpful.
But i never bored, even thogh i couldn't understand their Turkish language.
Only me, i can't understand what people're talking in some other countries.
I knew it happen always,because i'm traveling.
If i want to understand everything, i should stay in my country.
Anyway thanks Levent!
the other days, sometimes i did massage for Gursen and her friends.
One night we were drinking sine until late. Eventually i selp in MISTKET.
thanks Gursen!
Oct 15, 2006 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink | Comments (0)
3週間ほどトルコのイスタンブールへ行ってきました。
バルカンのドキュメンリーの編集のための機材が不調になったので、修理が終わるまでのあいだ火が出るほど物価の高いノルウェーを離れよう思ったのです。
それだけじゃなく、前回のBabazulaのデンマークツアー以来、いつか彼らの街イスタンブールを訪れてみたいと思っていたし、Nourahたちもまだ数日イスタンブールに滞在しているというので、
—じゃあこの機会にイスタンブールへ行ってしまおう!
ってな訳です。
ブユカダ島/ウール
イスタンブールの沖あいに浮かぶプリンス諸島・ブユカダ島に着いた時にはすでに日は暮れていました。
ブユカダはイスタンブール市内の港からフェリーで1時間ちょい。ここはまだイスタンブールの中なので東京でいう小笠原諸島になるのかな?ただ船の料金が150円くらいなので、べらぼーに安いです。
千駄ヶ谷ー阿佐ヶ谷くらいの料金で別世界にいけるんだから、いいよね〜!
マルマラ海に浮かぶこの島選んだのは 「車がなくて馬車が走っている」 という話しを聞いてたから。
それだけじゃなく、5日間ほどイスタンブールの街に滞在してたけど、どうも他人の家にお邪魔しているような落ち着きのなさが続いてたので、
—ここで気分を変えて島でも行ってみるか!
ってな訳です。
前の夜に夜明け前までマルマラ海沿いを散歩してやっと落ち着き始めたところでしたが、
気分を変えるためにどうしても船で海に出たかったのです。
ブユカダの港から少し歩くと、急につーんと鼻に突く臭い。うわさの馬車だ。
「安い宿って幾らくらい?」
若い馬車乗りたちがたむろしている所へ行って聞いてみたけど誰も英語を喋れませんでした。
彼らは英語を喋れる人物の所におれを連れて行きました。向かったのは小さな電気屋。
「おれはウール」
と人の良さそうなここの主人、ウール29才。
ウールによると、どうやら馬車乗りたちは安い宿は一泊100リラ(7500円くらい)だと言っているらしい。
そんな高い金、おれは宿代に費やしたくなかった。
「おれ、あんたの所に泊まりたい」
しばらくしておれはウールに向かって言いました。
「・・え? お、おれの所・・・?」
なんとかおれを助けたいと思っていたウールもさすがに考え込んでしまいました。
—ちと強引だったかな
ウールの事が少し気の毒になってきた。
でもイスタンブールをおれ流のやり方で何とか「おれの街にしたい」と思っていたので、少し大胆な行動に出てみたかったのです。
「じゃあこの店の2階でいいかい?」
しばらく考えてたウールはそう答えました。
「“五つ星ホテル”にようこそ」
とウールはハシゴを上って屋根裏部屋におれを招待してくれました。
「おれはまだしばらく仕事してるからここを好きに使ってくれ」
こうしておれは強引にウールの生活の中に入り込んだのです。
ウールには迷惑かもしれないけど、おれは多少はかまわないと思っていた。
おれも原宿のアパートに住んでた頃、よく色んな国の旅人や終電を逃した連中を泊めていた事がありました。
翌朝早くから仕事があっても、彼らとはよく夜遅くまで楽しい時間を過ごしていたものだ。
彼らはおれの生活の中に“風”を吹かせてくれたからです。
だから今回ウールにとっても面白そうな時間が始まりそうな気がしていた、に違いない・・
若い馬車乗りたちはおれをお茶に誘っているみたいだった。
おれは荷物をウールの店に預けると、彼らの馬車に乗って夜のブユカダを走りました。
うわさ通り車は一台も走ってなく、トコトコと馬車の音だけが夜の道に響いていました。
馬車乗りたちは5人。この連中はよく観光客たちをだまして金を稼いでいるに違いない。
少し不安にもなったけどその夜は 「どうにでもなれ」という気分もありました。
到着したのは山の中腹の広場。大きなテントがたくさん並んで中には馬たちが眠っていた。
人が住んでるテントもあればチャイ屋になっている大きなテントもあって、中ではみんなチャイを飲みながらトランプやゲームをしています。
—ここは馬車乗りたちの場所なんだ。
しわだらけの老人はまだ何やら仕事をしている。森の上には満点の星空。
ここにいる人たちはみんな肌が黒くて、ひょっとしたらロマ(ジプシー)なのかも知れません。
流浪のジプシーたちの世界はこんなんだろうか・・
旅するサーカスの人たちのテント暮らしはこんなんだろうか・・
アラビアのラクダで旅する人たちの野営はこんなんだろうか・・
外で若者たちとチャイを飲みながらおれはブユカダ最初の夜、不思議な世界を漂っていました。
「幾ら取られた?」
おれが戻るなりウールはそう尋ねてきました。
「馬車代の10リラだけさ」 とおれが答えると、
「ほんとかい!?そりゃラッキーだ。あいつらはよく観光客のあいだで問題を起こしているんだ」
という事だった。
—やっぱりそうか・・ つうか知ってんなら早く言えよ!
と思ったけど、いい時間だったのでオッケー。いえーい。
結局その夜ウールは仕事を切り上げ、おれと遅くまで話していました。
中学で習って以来使ってなさそうなウールの英語。言葉に汗をかいて一生懸命喋ってくれる。シンプルな会話で心の温まる時間を与えてくれた。
翌日おれはウールの仕事を手伝いました。二人で冗談を言い合いながら過ごす楽しい時間。
ウールは店の中にトイレを作ろうとしてたので、おれは解体や配管を手伝いました。おれの手際をみてウールは
「日本のディレクターはみんなこんな事ができるのかい?」と驚いていました。
「もちろん!」おれは冗談を飛ばしていたけど、20代の終わりまで明け暮れていた肉体労働がこんな所で役立つなんて思ってもいませんでした。
夜はウールと一緒に店の中で夕食を作って食べていました。
ウールの店には2泊したので、おれは近所の人たちとも仲良くなっていました。
「もく、今日お前が昼間話してたあいつを夕食に誘ってきてくれないか?」
ウールは数日前にささいなケンカをした近所の仲間と仲直りしたくておれに頼んできました。
また 「もく、ビールを買って来てくれないか」
とラマダン(イスラム教の断食の期間)中なので、ウールは自分で買いに行くと気まずいビールもおれに頼んできます。
おれたち3人は人に見られないよう、店の奥にしゃがんで隠れてビールを飲んでいました。
その様子がとてもアホらしくて、3人とも可笑しくなって大笑い。まるで隠れていたずらをしている子供みたいだ。
ケンカしてる仲間を呼んだりラマダン中にビールを買ってくる事は、おれが「よそ者」だからこそできる事なんだ。
確かにそこに“風”が吹いていた気がする。 いえい。
その後おれはこの島を拠点にするようになり、イスタンブールの街に何泊かしてきてはいつもこの島に戻ってきました。
島に戻るとまずウールのところに寄って彼の大好きなタバコを投げ込むのですが、ウールはいつも満面の笑顔で「おかえり!」と温かく迎えてくれました。 街でちょっとLOWな気分になって帰ってきた時でも、この島とウールに会うと いつも「ああ帰ってきた」 とほっとする気分になるのです。
ブユカダ島/ギョーム
3日目の朝、ウールの店の前で歯を磨いていると一人のおじさんが通りかかり、おれに声をかけてきました。
「おはよう。君はどこに泊まっているの?」
「この店の2階さ」
「ほんとかい? 私は広いアパートを一ヶ月借り切っているんだけど、寝室がひとつ
空いてるから、もし良ければ私のところに滞在してもいいよ」
「まじっすか!?」
これがギョームとの出会いでした。
ギョームはフランス人の画家で、一ヶ月間パリを離れてここブユカダで絵を描いて過ごしているという。
おれは早速ギョームの部屋に移った。リビングルームに2つの寝室、ギョームのアトリエ、トイレにキッチン。バルコニーから見える町の景色も最高!
—わお!なんておれはラッキーなんだ!
「なんで見ず知らずのおれを滞在させてくれるの?」
と夜、夕食の時にギョームに尋ねてみた。
「実は君の事は船の中で見かけてたんだ。その時に 『こいつはいい奴だ』と思ったからさ」
とギョーム。
いや〜勘違いかも知れないギョームの直感に感謝っす。
この物静かな隠者のようなギョームとは本当に静かな時間を共有しました。
バルコニーでギョームが絵を描いている間、おれはYOGAやメディテーションをしたり、日記を書いたりしていました。
日中は自転車で島の裏側に行って、誰もいないマルマラ海で素っ裸で泳いだりして過ごしていた。
ノルウェーの冷たい海で泳いだのが今年の泳ぎ納めかと思っていたけど・・旅をしていると全くあなどれないぜ。
I went to Istanbul Turkey for 3weeks.
Because my macbook for editing had broken.So until it comes back from repair,i wanted to leave away from Norway. Because here it's so expensive to stay. Not only that, but also since the last Danish tour, i wanted to visit to Babazula's town Istanbul one day. so,
"Why not, i can go now!"
The things were starting like this.
Buyuk Ada island / Ugrl
when i arrived Buyuk Ada island,it was already getting dark.
You can reach to Buyuk Ada 1 hour and half by boat from Istanbul city.
Buyuk Ada island is still part of Istanbul. Maybe because of this, the boat ticket is quite cheap. It's just about 1euro.
If you pay 1euro, you can shift yourself to another world. It's so nice!
"Buyuk Ada,there are no car,only Horse taxi on the road"
somebody told me. Oh it sounds nice man ! That's why i choose this island.
Not only that, i've been in Istanbul city for 5 days. But i didn't feel so much comfortable, felt like i was in somebody's house. so,
"Let hang out to relax in that island!"
like this.
Little while take walk from the port of Buyuk Ada, suddenly some strong smell will hit you. There you are in the horse taxi's square.
I went to young horse drivers and asked about cheap accomodation.
But they didn't speak english. So they took me to somebody who speaks english. It was small electiric shop.
"I'm Ugrl"
The owner of this shop,a electric engineer Ugrl 29 years old. He seems very kindly guy.
According to him,those horse drivers said cheap accommodation is around 50 euro.
I didn't want to spend such a big money for accommodation.
"OK,i want to stay your house"
Suddenly i said.
"What? my place...?"
Ugrl was trying to help me,but he confused.
Maybe it's too much for him.i felt sorry to him.But i wanted to make "my travel" in Istanbul.
So i wanted made a bet.
"Is it ok for you to stay in upstair of this shop?"
After while he answered.
"I'm gonna still work, so you can use there as you like"
That's how i got into his daily life by force.
Maybe it was disturbing for him.But i think it's ok sometimes.That's my position.
When i was living in Tokyo. I used to let travelers stay in my apartment.
even thogh i had to get up next eary morning,i use to talk with them until late.
Because they brought to me some kind of "wind". And i like it.
Every people need "wind".
Somehow i got my accomodation.
Next day,i helped his work. During the work,we always made jokes and had nice time.
He wanted make toilet in his shop.He was supprised to see how i work. I worked very good. Because that was what i have done until 28 years old.
I staied in his place for 2 days. At the night we cooked together in his shop.
"Hey Moku, can you invite my neighbor who was talking with you during the day"
Ugrl asked me. Because Ugrl and this neighbor had little bit problem in this few days.So Ugrl wanted to make up with him.
"Moku,can you go to buy some beer?"
Because of Ramadan,he couldn't go to buy beer by himself.
We were drinking the beer with this neighbor back side of the shop. We needed to hide for drinking beer.It looked so funny. We started to laugh.
Inviting the neigbor, buying beer during Ramadan, those kind of things i could do. Because i was a stranger.
The "wind" was blowing that night.
Buyuk Ada island / Guillaume
On 3rd day morning, i was washing my teeth in flont of the shop.
One guy was passing the street and asked to me.
"Hey good morning! Where do you stay?"
"Me? I stay in this shop"
"Oh really? you can stay my place if you want.I've borrowed big apartment near here for one month"
"Are you sure?"
That how i met to Guillaume. Guillaume is a french painter.
His apartment was quite big. Living room,2 bed rooms,his studio,kitchen and bath room..
He gave me one whole bed room.
Wow how lucky i am!
"Why do you let me stay in your place?" i asked to him at dinner.
"Actually i saw you one time on the boat. that moment i thoght "this guy is good guy". So i let you stay"
I really appreciated to his intuition even if it was not right.
"You came here for meditation?" i asked.
"Yes, exactly"
Actually he dosen't make actual meditation. But i could see that he stay there with some kind of silence.
We spend silence time together in his apartment. During he was painting, i was making yoga and writing daily.
Sometimes i went to back side of island,and swam with naked in Marmara sea.
Oct 13, 2006 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink | Comments (6)
先週、うるわしのダンサーNourahの呼びかけでデンマークへ行ってきました。
バルカンの旅の話は一休みして(まだ一回しか書いていませんが)、今回はデンマークの話を書こうと思います。
Nourahがトルコのバンド、Babazulaと共にデンマークとスウェーデンをツアーするというので、「じゃドキュメンタリー撮ろうぜ」
という話になったのです。
バスで8時間、オスローからコペンハーゲンに向かいました(チケットは2000円!)。
夕方、クラブでNourahと久々の再会。
6年前にベルリンに住む親友を訪ねた事があるのですが、旅先で日本の仲間と出会うのは本当に嬉しい気分になります。
BABAZULAのメンバーはみんなもの静かで穏やかで、移動中の車の中も本当に静かです。
でもそこには何かホッとする安心感みたいな空気があります。
それは彼らの音楽も同じ。
誰かが際立っている訳でもなく、どこか「間」みたいなものを感じます。
それは中々ありそうでない音楽。旅の中ですっかり彼らの音楽に惹き込まれてしまいした。
Nourahはとてもきれいで、少女のように楽しそうに踊ります。
ライブの後お客さんにインタビューすると、「彼女のように踊れたらなぁ」と答えるお客さんがどの会場にも必ずいました。
彼女は去年単身トルコに渡り、あこがれのバンドBABAZULAに「一緒に踊りたい」とメッセージを送ったそうだ。
それが実現して、今度は彼らの方からNourahを今回のツアーに誘ったというのだ。
「彼女はベリーダンスを踊っているけれど、トルコのスタイルじゃない。
日本の自分のセンスでベリーダンスを踊っている。例えトルコの女性のように踊ったと
してもそれはただの『テクニック』なんだ。でもNourahは『表現』をしている。
彼女はアーチストだ」
インタビューの時にリーダーのムラットはそう答えた。
「そしておれたちは彼女の事が好きなのさ」
と最後に付け加えていた。
Nourahは4年ほど前に踊りを始めたというので、おれが映像の仕事を始めた頃と同じ時期だ。
トルコのミュージシャンとツアーに出るなんて、メジャーリーグで試合するようなものだと思う。
好きなものにのめり込んでいる彼女は輝いていました。
夜はダルブッカ奏者のジョシャの部屋でみんなで集まってライブの映像を見たりして過ごしていました。
ある夜おれがバルカン半島の旅のドキュメンタリーを製作中だという話をしたら、ムラットは
「オレたちの音楽を自由に使っていいぞ」
と言うのです。
「お前は俺たちのために何かしてくれている。だから俺たちもお前の為に何かしたいんだ」
という事だった。
・・・なんて素晴らしいんだ!
心を心で返すってなもんだ!
こいつぁお金じゃ買えないよ〜!
うろうろ彼らの周りを撮影している見ず知らずのおれ事を、彼らはちゃんと見ていてくれていたのだ。
音楽と共に日に日に彼らの事を好きになっていく。
最終公演の翌日、コペンハーゲンの空港で彼らと別れた後は本当に寂しい気持ちになりました。
短い時間だったけれど、いい旅をした気分です。
「出会い」に出会えたからかも知れません。
再び第二の故郷となりつつあるオスローに戻ってきました。
ベキムとペーターとの再会。おれたちは再会を喜び合い、心地よい空気の中バルカン半島の映画のアイデアについて語りあいました。
あの怒濤の旅を成し遂げた今、オレたちは本当の兄弟のようです。
「お前が来て以来、おれは人生のベストフレンドに出会った気持ちがしてるんだ」
とベキム。
おれもすごくおれに似ていて、同時におれと全く違うベキムの事を尊敬している。
まだ編集の準備が整うまで時間がかかるので、近々バルカン半島の旅の話を書きまーす。
よろしくねー
Last week,i went to Denmark to see my japanese friend Nourah. She is a belly dancer.
She was goin to Denmark with one Turkish band is called Babazula for their live tour.
She called me to shoot one documentry film about this tour.
So,I showed up there.
At the club in Copenhagen,i met her.
It's always nice to see good japanese friend again in my travel.
The members of BABAZULA are quite quiet people.
But there are always comfortable atmosphere. it makes me relax.
It's same as their music. their music has some "space".
It has been attructing me.
Nourah is always beautiful on the stage.
When she dances,seems very happy like a little girl.
Last year,she went to Istanbul by herself.
She sent message to BABAZULA and asked to let her dance with them.
Because she has listened their music in long time.
Somehow they had show together last year.
But this time,BABAZULA invite her to join this tour.
"She dosen't dance like a Turkish dancer. She dances with her Japanese sence.
Even if she can dance like a Tukish style,it's just a techniqe.She is creating something.
It's an art.She is an artist"
"And we like her"
Murat -the leader of BABAZULA- said.
She is shining.Because she is doing what she wants and crazy about it!
One night,i told about my project Balkan documentry movie.
Murat said
"You can use our music as you like. Because you're doing something for us.
So we want to do something for you"
Wow! Such a beautiful idea!
We don't follow so much money. But we are giving each other something from heart!
This relationship,you can't buy by any money!
With their music,my feelig to them has got stronger.
Finally,we said good-bye at the air port.
After they left,it was hard to stand alone.
It was only 3days,but nice travel for me. Travel is not how long,but how deep.
I could have an encounter..
Evening,i came back to Oslo where is going to be my 2nd home town.
I was happy to see my friends again.Felt like coming back to my home.
Somehow we could survive together from last Balkan travel.
So now we have become like a brother.
I will be able to edit our film soon.
I'm ready to edit! year!
Sep 11, 2006 in BaBa ZuLa, Istanbul | Permalink | Comments (0)
Tags: babazula, belly dance, travel, turkish music