『原爆記念日』『終戦記念日』。。
以前は、この時期に対してイヤな感情を持っていました。
大東亜戦争(太平洋戦争)について「どうせ日本が悪い事してきたんでしょ〜」というイメージを持っていたからです。
ところが、最近は学校で教えられなかった近代の歴史を知れば知るほど「日本には日本の正義、大義があったんだ」という事が分かり、今では戦争で戦った先人たちに敬意を持つようになりました。
これを言うと、すぐ「戦争賛美だ!」「最近の若者は右傾化している!」という人が出てくるけど、これは「右」「左」の問題じゃなく、正面から歴史の事実を見つめていくと、「右傾化している “ように見える”」 だけだと思います。それほど今の日本の空気が歪(いびつ)なんだと思います。
歴史の出来事は、立つ位置によって見え方が違ってくるものだし、主語をどこに置くかで「正義」「悪」も変わってくると思うので、難しい問題ですが、戦後6年間日本に駐留し、日本人に徹底的に“自虐史観”を植え付けた超本人、戦勝国GHQの最高司令官マッカーサーでさえ、のちにアメリカの公式の場で
「日本の戦争は、自衛(security)のための戦いだった」
と言っています。
日本はイギリス、ソ連、中国、アメリカなどによって、強引に戦争に引きずり込まれそうになっていたのを外交で止めることが出来ず、最終的に戦争を決断したのです。(詳しくは自分で調べてみて下さい♡)
もっと言えば、日本が戦った事によって、他のアジア諸国を欧米による植民地支配から解放される結果になったのです。日本の戦いに感謝している人々はアジア各国にいます。(今の平和憲法ファンの人たちは「戦前の日本は悪かった」と認識している人が多いけれど、戦前の日本は「人種差別をなくし、平等な世界を目指そう」と国際社会に訴えていたのです)
おれのおじいちゃんは戦争中インドネシアへ行き、敵軍に捕まり牢獄に入りました。その壁には、
「インドネシア独立万歳!」
と、血で書かれていたそうです。おそらく先に捕まった日本兵が書いたものだと思われます。
日本はインドネシアと戦った訳ではなく、インドネシアを植民地にしていたオランダ軍と戦ったのです。
日本が敗戦した後でさえ、2000人もの日本兵がそのままインドネシアに残り、インドネシア独立のために戦い、半数の約1000人が戦死しました。
今でもインドネシアにはその時に戦った日本兵を英雄として祀る墓地があります。
「日本軍は、インドネシアの石油をぶん取りに行ったんだ!」という人もいますが、血で書いた、兵士が遺した文字も真実の気持ちだと思います。
「戦争中、日本はアジア諸国に多大な迷惑をかけた」という政府の公式見解だけでは語れない歴史の側面もあるのです。
※日本がアジアと戦った唯一の国は中国。これは先ほど書いたように日本が戦いに「引きずり込まれた」経緯があるんだけど、詳細は自分で調べてみて下さい♡
もうひとつ、「日本に植民地にされてひどい目に遭わされた〜!」と叫んでおられる韓国については、100年前の「日韓併合」(植民地ではなく“併合”→イングランドとスコットランドのような関係 ——です)の時、韓国を含む世界各国の異論のないうえで行われました。日本は自国のお金を持ち出し朝鮮半島のインフラを整備し、大学を設立し教育を授け、朝鮮半島の発展のために全力を尽くした日本人は当時大勢いました。欧米が世界を植民地にしていた時代に「共にアジアの発展のために頑張ろう」というのが基本的な日本の姿勢だったのです。それでも「日本の勝手な都合だ!」という韓国の人たちのために1965年の「日韓基本条約」で全てを清算したにも関わらず、未だに怨みの念を持つ人が多いので、困ったもんですね。
同じような統治をした台湾には、現在でも親日な人が多い事は、当時の日本統治のあり方を知るひとつの証拠だと思います。(今回の震災の義援金も、台湾から200億円という尋常でない額が集まったし)満州でも当時は毎年100万人を越える中国人たちが自分から進んで満州に移り住んできたといいます。当時、支那大陸にいた敵国アメリカの記者ビンセント・ウィリアムズは、「日本軍が駐留した街は、清潔になり治安も良くなった」と本に書いています。
って、おれが幾ら自国の事を正当化してみても説得力がないので、諸外国の人から見た大東亜戦争の日本の評価を集めた動画があったので、見てみて下さーい。
こちらは日韓併合前後の朝鮮半島を見て来た外国の人たちの証言集です↓
友人の中には「60年以上も前の事を振り返って何になるんだ?」という人もいるけど、歴史が歪んで伝えられて来た事が、今の歪んだ日本を作ってきていると思うので、正確な歴史を知る事はやっぱり大切だなぁと思います。
ってな訳で、おれは終戦記念日を先人たちへの感謝の気持ちで迎えます。
言霊 〜平和憲法と軍国主義〜
日本に古来からある「言霊」。言葉にして発すると、その言葉が魂や力を持つという思想。
受験生の前では「すべる」という言葉は言わないようにするし、神社での結婚式の祝詞は縁起がいい事ばかりを言う。
作家・井沢元彦さんによれば、この『言霊』の視点で歴史、世の中を見ていけば「憲法9条など平和憲法ファンの人たちと、戦前戦中の軍国主義に走った軍人たちとは、同じコインの表裏」なのだそうだ。
「武器を捨て、平和を唱えれば平和がくるんだ!」という9条ファンの人たち。
「一億火の玉!必勝を唱えれば神風が吹くんだ!」と暴走した昭和の軍部。
「言葉に出せばそれが叶う」という言霊の思想で盲目になってしまってしまい、現実を見失っている点で確かに共通してますね。
「なるほど〜〜〜!」と目から鱗の歴史観でした。
※「戦った先人たちに敬意を持つ」と言ったけど、暴走してしまった軍部はいかんと思っています。そうなる前に外交交渉で戦争に引きずり込まれないように出来ていればなぁと思うけど‥ 今の政治リーダーたちには同じ轍を踏まないようにしてもらいたいもんですね。
最後に、明治維新から大東亜戦争までのざっくりとした歴史を振り返れる映像を貼ります。ドキュメンタリー『凛として愛』。作風はちと情緒的過ぎるけど、歴史のひとつの側面を知る事ができます。(全7話なんで、興味がある人は2話以降も見てみてね〜)
422部隊
そいえば去年観たドキュメンタリー映画『442日系部隊 アメリカ史上最強の陸軍』で初めて知ったのですが、第二次大戦中、アメリカで最も強かった部隊は日系人の部隊だったそうです。
当時、在米日系人は強制収容所に入れられ、国内の差別があったにも関わらず勇猛果敢に戦い、今でも米軍の伝説の部隊になっている。オバマ大統領は生き残った422部隊の兵士たちに軍人の最高の勲章を与えています。
彼らの活躍のおかげで、アメリカ国内の有色人種の地位が変わったそうです。
映画の中で感動した事のひとつは、東条英機首相が彼らに書簡を送り、敵国であるにも関わらず「君たちはアメリカのために全力で戦いなさい」と激励したこと。その言葉のおかげで彼らはためらいなく戦えた。武士道だねぇ〜。
映画の最後のインタビューで彼らの強さの源が語られるんだけど、それは「家族」でした。日本人の家族のあり方が強さの源だったというのです。。
422部隊も日本軍も当時は死にもの狂いで戦った。そのおかげで今、日本は他国から守られているのかも知れませんね。平和憲法が日本を守っていると言う人もいますが。
とにかく『422部隊』、興味ある方はぜひ観てみて下さい!