先週、うるわしのダンサーNourahの呼びかけでデンマークへ行ってきました。
バルカンの旅の話は一休みして(まだ一回しか書いていませんが)、今回はデンマークの話を書こうと思います。
Nourahがトルコのバンド、Babazulaと共にデンマークとスウェーデンをツアーするというので、「じゃドキュメンタリー撮ろうぜ」
という話になったのです。
バスで8時間、オスローからコペンハーゲンに向かいました(チケットは2000円!)。
夕方、クラブでNourahと久々の再会。
6年前にベルリンに住む親友を訪ねた事があるのですが、旅先で日本の仲間と出会うのは本当に嬉しい気分になります。
BABAZULAのメンバーはみんなもの静かで穏やかで、移動中の車の中も本当に静かです。
でもそこには何かホッとする安心感みたいな空気があります。
それは彼らの音楽も同じ。
誰かが際立っている訳でもなく、どこか「間」みたいなものを感じます。
それは中々ありそうでない音楽。旅の中ですっかり彼らの音楽に惹き込まれてしまいした。
Nourahはとてもきれいで、少女のように楽しそうに踊ります。
ライブの後お客さんにインタビューすると、「彼女のように踊れたらなぁ」と答えるお客さんがどの会場にも必ずいました。
彼女は去年単身トルコに渡り、あこがれのバンドBABAZULAに「一緒に踊りたい」とメッセージを送ったそうだ。
それが実現して、今度は彼らの方からNourahを今回のツアーに誘ったというのだ。
「彼女はベリーダンスを踊っているけれど、トルコのスタイルじゃない。
日本の自分のセンスでベリーダンスを踊っている。例えトルコの女性のように踊ったと
してもそれはただの『テクニック』なんだ。でもNourahは『表現』をしている。
彼女はアーチストだ」
インタビューの時にリーダーのムラットはそう答えた。
「そしておれたちは彼女の事が好きなのさ」
と最後に付け加えていた。
Nourahは4年ほど前に踊りを始めたというので、おれが映像の仕事を始めた頃と同じ時期だ。
トルコのミュージシャンとツアーに出るなんて、メジャーリーグで試合するようなものだと思う。
好きなものにのめり込んでいる彼女は輝いていました。
夜はダルブッカ奏者のジョシャの部屋でみんなで集まってライブの映像を見たりして過ごしていました。
ある夜おれがバルカン半島の旅のドキュメンタリーを製作中だという話をしたら、ムラットは
「オレたちの音楽を自由に使っていいぞ」
と言うのです。
「お前は俺たちのために何かしてくれている。だから俺たちもお前の為に何かしたいんだ」
という事だった。
・・・なんて素晴らしいんだ!
心を心で返すってなもんだ!
こいつぁお金じゃ買えないよ〜!
うろうろ彼らの周りを撮影している見ず知らずのおれ事を、彼らはちゃんと見ていてくれていたのだ。
音楽と共に日に日に彼らの事を好きになっていく。
最終公演の翌日、コペンハーゲンの空港で彼らと別れた後は本当に寂しい気持ちになりました。
短い時間だったけれど、いい旅をした気分です。
「出会い」に出会えたからかも知れません。
再び第二の故郷となりつつあるオスローに戻ってきました。
ベキムとペーターとの再会。おれたちは再会を喜び合い、心地よい空気の中バルカン半島の映画のアイデアについて語りあいました。
あの怒濤の旅を成し遂げた今、オレたちは本当の兄弟のようです。
「お前が来て以来、おれは人生のベストフレンドに出会った気持ちがしてるんだ」
とベキム。
おれもすごくおれに似ていて、同時におれと全く違うベキムの事を尊敬している。
まだ編集の準備が整うまで時間がかかるので、近々バルカン半島の旅の話を書きまーす。
よろしくねー
Last week,i went to Denmark to see my japanese friend Nourah. She is a belly dancer.
She was goin to Denmark with one Turkish band is called Babazula for their live tour.
She called me to shoot one documentry film about this tour.
So,I showed up there.
At the club in Copenhagen,i met her.
It's always nice to see good japanese friend again in my travel.
The members of BABAZULA are quite quiet people.
But there are always comfortable atmosphere. it makes me relax.
It's same as their music. their music has some "space".
It has been attructing me.
Nourah is always beautiful on the stage.
When she dances,seems very happy like a little girl.
Last year,she went to Istanbul by herself.
She sent message to BABAZULA and asked to let her dance with them.
Because she has listened their music in long time.
Somehow they had show together last year.
But this time,BABAZULA invite her to join this tour.
"She dosen't dance like a Turkish dancer. She dances with her Japanese sence.
Even if she can dance like a Tukish style,it's just a techniqe.She is creating something.
It's an art.She is an artist"
"And we like her"
Murat -the leader of BABAZULA- said.
She is shining.Because she is doing what she wants and crazy about it!
One night,i told about my project Balkan documentry movie.
Murat said
"You can use our music as you like. Because you're doing something for us.
So we want to do something for you"
Wow! Such a beautiful idea!
We don't follow so much money. But we are giving each other something from heart!
This relationship,you can't buy by any money!
With their music,my feelig to them has got stronger.
Finally,we said good-bye at the air port.
After they left,it was hard to stand alone.
It was only 3days,but nice travel for me. Travel is not how long,but how deep.
I could have an encounter..
Evening,i came back to Oslo where is going to be my 2nd home town.
I was happy to see my friends again.Felt like coming back to my home.
Somehow we could survive together from last Balkan travel.
So now we have become like a brother.
I will be able to edit our film soon.
I'm ready to edit! year!
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