5月、東北を巡りました。In May, I visited Tohoku area where is suffered by the Tsunami three years ago.
震災の傷跡がまだまだ残る東北。Scars of the Tsunami still remain.
最初に訪れたのは、宮城県石巻北上町。
壊滅的な被害を受けた十三浜・大室の若者たちが「故郷」を思い、復活させた『お神楽』を撮影するためです。First aim was to film some local festival called "Kagura".
神楽を舞う地元の若者、老人たちは圧倒的な存在感を放っていた。
This village was destroyed by the Tsunami. Even though the local young people has re-started festival " Kagura" to keep the local spirit.
心の音楽祭
その後、南三陸で行われた『心の音楽祭』に参加しました。ティピの設営の手伝いをするためです。Then I joined some music festival to help to buid Tipis.
このお祭りは震災以降こちらに住み込んでいる人たちが中心になって行われたお祭りでした。
「みんなが来てくれるだけで嬉しい」と熱く語る地元の人に会って、その言葉の分だけ辛い時間を過ごしてきたんだなぁと、改めて実感しました。
こちらこそパワーをたくさん頂き、感謝です。
『バルカンヘ』上映会ツアーin 東北
その後、念願の『バルカンヘ』東北ツアーを決行しました。
思い立ってわずかな期間しかなかったにも関わらず心良く協力してくれる人たちに出会い、ツアーを実現する事ができました。
『バルカンヘ』は紛争で故郷を失った男の話し。同じように津波や放射能汚染で故郷を失った被災地の方々がこの映画を見て、少しでも前向きなパワーを受け取って、いい時間を過ごしてもらえたらいいなと思っていたので、今回のツアーが実現できて本当に嬉しかったです。
岩手県大船渡ではラジオや新聞でも宣伝させて頂きました。
Then I did screening tour of my film in Tohoku. I wanted to make it for long time. Because my film is about the guy who lost his homeland by war. The local people in Tohoku also lost their hometown by Tsunami and radiation. So they have same situation by different reason. So I thought the people in Tohoku can feel my film more deeply. And I wished it can give them positive energy.
上映後には、地元のミュージシャン"束ちゃん"とセッション!楽しい時間でした。
秋田でも素敵な雰囲気のライブハウスに多くの人が集まってくれ、関心を持って観てくれている空気が会場に溢れていました。
福島
そして福島。上映会を引き受けてくれた髙橋さんは、予告編を見た時に「ひょっとしたら今福島を生きる人たちにとって何かヒントがある映画ではないか?」と直感して、時間のない中上映会を企画してくれました。
上映後にはひとりひとり熱い思いで感想を語ってくれ、涙まで浮かべて思いを語ってくれた人もいて、何か“凄まじいもの”を感じました。
この映画がみんなの心に染み渡っていったのを感じ、改めてこの作品を作って良かったと思いました。
「作品は人に見てもらって初めて完成するんだ」と改めて実感したツアーでした。
Eventually my film could touch to heart of the people in Tohoku. Specially, The audiences in Fukushima was really impressive. They watched the film with deep emortinal feeling. And they got positive energy with it. So I was really glad to make this screening tour. Thank you for all the people who supported me!